Introduction
イブラーヒム・ウェイス(ディベヒ語: އިބްރާހީމް އުވައިސް、英語: Ibrahim Uvais、1976年9月28日 - )は、モルディブの外交官、大使。
経歴
1995年から1997年にかけて、大統領府外事部の秘書補佐を務める。2000年、オーストラリアのフリンダース大学で商学士を取得。2003年、ウェスタンシドニー大学で経営学修士(MBA)を取得。
2003年から2006年にかけて、大統領府経済政策部の課長補佐を務める。2006年から2009年にかけて、在マレーシアモルディブ高等弁務官事務所(大使館に相当)で一等書記官を務める。2010年、マルタ大学で現代外交論の修士を取得。
2010年以降、マルタを拠点に国際関係論および外交政策の教育を目的とするNPOディプロファウンデーションで、コーディネーターや共同講師を務める。ディプロファウンデーション所属中の2011年、モナシュ大学マレーシア校で商学のポストグラデュエート・ディプロマ(準修士)を取得。
駐日大使として
2018年3月15日、アブドゥラ・ヤミーン大統領により駐日モルディブ大使に任命される。同年4月13日、東京に着任。同年6月19日、皇居で信任状を捧呈し、駐日大使として正式に就任した。ウェイスが大使を拝命するよりも前にモルディブは小田原市と東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプの協定を締結しており、同年7月17日、ウェイス大使は加藤憲一小田原市長を表敬訪問し、「さまざまな方面から協力をいただいている。これからも小田原との交流を密に行っていきたい」と語った。
2018年8月6日、広島で開かれた平和記念式典に参列し、犠牲者に哀悼の意を捧げて献花した。同月9日、長崎で開かれた平和祈念式典に参列し、広島と同様に原爆の犠牲者への哀悼の意を表して献花を行った。
2019年5月29日、駐日リトアニア大使や駐日ハイチ臨時代理大使と共に東日本大震災の震災遺構として保存されている宮城県気仙沼向洋高等学校の旧校舎および併設の伝承館を訪問し、「人々の強さに勇気づけられた。モルディブも気候変動や災害の影響を受けるため、日本の経験から学べるものがある」と語った。
2019年7月17日、ウェイス大使はアハメド・マルズーク五輪委員会事務局長らと共に小田原市役所を訪問し、東京五輪を筆頭とするモルディブ・小田原間の交流について加藤憲一市長と意見を交換した。加藤市長との会談が終わった後、一行は小田原市内の城山陸上競技場や小田原アリーナを視察した。
2019年10月22日、皇居正殿松の間で今上陛下の即位礼正殿の儀が執り行われ、イブラヒム・モハメド・ソリ大統領及びファズナ・アハメド夫人と共に参列した。
出典
- ^ ރައީސުލްޖުމްހޫރިއްޔާ، ޖަޕާނަށް ދިވެހިރާއްޖެއިން ކަނޑައަޅުއްވާ ސަފީރުކަމަށް އިބްރާހީމް އުވައިސް ޢައްޔަނުކުރައްވައިފި (ディベヒ語)
- ^ ދިވެހިރާއްޖޭގެ ޖުމްހޫރިއްޔާގެ ޤާނޫނުއަސާސީގެ 115 ވަނަ މާއްދާގެ - ރައްޔިތުންގެ މަޖިލިސް (ディベヒ語)(英語)
- ^ The President's Office - President appoints Ambassador to Japan (英語)
- ^ 駐日モルディブ大使館による略歴
- ^ 駐日モルディブ大使の信任状捧呈 | 外務省
- ^ 「交流強化を」 モルディブ大使が表敬 | 小田原 | タウンニュース
- ^ 駐日モルディブ共和国大使、広島平和祈念式典に参列 | 駐日モルディブ大使館
- ^ 駐日モルディブ共和国大使、長崎平和祈念式典に参列 | 駐日モルディブ大使館
- ^ 駐日大使ら震災被災地視察 復興発信狙い、気仙沼 - 読んで見フォト - 産経フォト
- ^ モルディブ交流促進を 大使ら小田原訪問 | 政治行政 | カナロコ by 神奈川新聞
- ^ MOC Secretary General visits Olympic host city Odawara - The Edition (英語)
- ^ 即位礼正殿の儀 | 首相官邸ホームページ
- ^ 外交青書 2020 | 即位礼正殿の儀参列者(外国元首・祝賀使節等及び駐日外国大使等) | 外務省