

Introduction
ビリー・ジョイス(Billy Joyce、本名:Bob Robinson、1916年5月3日 - 2000年9月)は、イギリス・大マンチェスター州ウィガン出身のプロレスラー。
カール・ゴッチやビル・ロビンソンなどのシューターを輩出した「スネーク・ピット」ことビリー・ライレー・ジムのトレーナーとして知られる。
来歴
1942年のプロデビュー後、ビリー・ライレー(Billy Riley)の一番弟子として、1950年代初頭に創設されたビリー・ライレー・ジムの師範代を務める。訪英したカール・ゴッチとのスパーリングでは、ゴッチが手も足も出ないほどの実力差を見せつけたという。(この時のスパーリングを実際見ていたビル・ロビンソンによると、ゴッチはジョイスの足に触れることすら出来ず、わずか1分程で極められてしまったという。)
なお、ゴッチとはプロのリングにおいても、1953年4月24日にドイツのハノーファーで対戦しており、このときも勝利を収めた。
1958年4月15日、ロンドンで行われた王座決定戦にてゴードン・ネルソンを破り、空位となっていたブリティッシュ・ヘビー級王座を奪取。以降もジェフ・ポーツやイアン・キャンベルらを下して同王座を再三獲得、1967年1月18日にビリー・ライレー・ジムの弟子であるビル・ロビンソンに敗れるまで、通算6回に渡って戴冠した。
キャリア末期の1968年5月、アルバート・ウォールらと共に国際プロレスに来日。豊登、グレート草津、サンダー杉山、田中忠治、木村政雄と対戦したが、ブリティッシュ・ヘビー級王座を失った前年よりジョイスはジュニアヘビー級に転向しており、その際の無理な減量でコンディションを崩していたこともあって、戦績は芳しくなかった。
レスラーとしての実力の程を物語るエピソードとして、ビル・ロビンソンは、自身が強かったと思うレスラーの中でもダントツで一番にあげている。またカール・ゴッチもインタビューで、「彼(ビリージョイス)のテクニックは私を遥かに凌駕していた。だから私は(プロレスの)神様なんかじゃないよ」と答えていた。
2000年9月、老衰により84歳で死去。
得意技
- スープレックス
獲得タイトル
- ブリティッシュ・ヘビー級王座:6回
脚注
- ^ “Billy Joyce”.Wrestlingdata.com. 2013年11月30日閲覧。
- ^ “Billy Joyce”.Cagematch.net. 2013年11月30日閲覧。
- ^ 『Gスピリッツ Vol.26』P73(2013年、辰巳出版、ISBN 4777811166)
- ^ “Billy Joyce defeated Karl Gotch”.Wrestlingdata.com. 2013年11月30日閲覧。
- ^ “British Heavyweight Title”.Wrestling-Titles.com. 2013年11月30日閲覧。
- ^ “The 5 matches Billy Joyce fought at Japan in the year 1968”.Wrestlingdata.com. 2013年11月30日閲覧。